AIで楽曲を楽器やボーカルに分離する
DreamMaker2 Sample
どんな時だってあなたといれば心強くて
寂しさや悲しみも全部笑顔に変えてくれるそんなあなたの力に
甘えすぎていたのかな?
あなたのことを逃げ道にしていたのかな?
will be there 〜Girl's side〜
日も短くなった秋の夕暮れ…
文化祭の一件から学校中で私と慶太の噂が広がって
いつもみんなヒソヒソと私達の話をしていた
慶太はそんなこと気にしないという顔でいつもいたけど
私は……正直、学校へ行くのもなんだか辛かった
決断を迫られているようで、どうしていいかわからなかったから…
毎日のように龍一君の美容院で見学させてもらっていたけど
ここ何日か頭の中は上の空で龍一君が話し掛けてくれているのにも気づけないでいた
龍一君に心配なんて掛けちゃいけないのに…
美容院は私の夢の世界なんだから集中しなくちゃいけないのに…
どうして涼平先輩の夢を何度も何度も見るんだろう?
どうして慶太のあの歌が…あの時の顔が…頭から離れないんだろう?
龍一「ねぇ、ちゃん…何かあったの?最近少し元気がないみたいだけど」
「………」
龍一「俺でよかったら話し聞くよ?」
「………龍一君…」
龍一「俺たち…友達じゃん!!何でも言ってよ」
なんでそんなに優しいの?龍一君…
涼平先輩と別れてすぐに龍一君と出会って
一緒にダンスパーティーへ行った時も、いつも龍一君は優しかった
「ぅん…ありがと……でもこのことは私が…一人で考えなくちゃいけないことだから…」
龍一「……そっか」
「本当にありがと…あと…ごめんね」
龍一「ううん、俺は別に気にしないよ」
「…やっぱり今日はお店行くのやめとくね、こんな不安定な気持ちじゃ紗希さんに失礼だし」
龍一「…わかった。姉ちゃんには俺から言っとくよ」
「うん…ごめんね、じゃあ」
龍一君に慶太とのことを相談できなかったのは…
私の強がり?それとも龍一君に慶太からの告白を知られたくなったから?
まだ涼平先輩のことも忘れられていないのに…
でもねこのことはちゃんと私が自分で決めなくちゃいけないことなの
誰の意見でもない、私の意見が答えになるんだから…
だからもう、龍一君の前で困ってる顔なんて見せないよ
龍一君にはなんでも話せそうだけど…
でもやっぱり同じ夢を志す、仲間だから…仲間…
私、龍一君のこと本当に仲間って思ってるのかな?
もっと特別な感じにも思えるけど……
次の日の放課後、待ち合わせの駅で龍一君を待ってる間、少しだけ気を緩めて涼平先輩と慶太のことを想っていた…
いつまでも考えなんてまとまらなくて、いつの間にかため息をついていた
しばらくすると龍一君が現れた
今日こそは…心配掛けないように気を引き締めないと!!
電車の中で二人並んでいても、気づけばボーっと考え込もうとしている自分がいて
こんなことじゃダメだと思ってすぐに龍一君に話し掛けた
「ねぇ、龍一君。えっと…そのブレスレット素敵だね」
龍一君のつり革を握る腕からキラリと光ったシルバーのブレスレット
すごく龍一君らしいデザインで似合っていた
だからこれならいい話題になると思ったんだ
だけど…
龍一「コレ?うん。気に入ってんだ!!この間、雑誌で取り上げられてて『w-ing』って新しい店のものなんだけどさ…」
「え!それが『w-ing』っていうんだ慶太も欲しいって言ってたな」
龍一「………慶太?」
「あ…」
おもわず口を押えてしまった…
もちろん、龍一君が慶太のことを知ってるはずがないんだけど
なぜか龍一君は私が慶太の名前を口にしてから様子がおかしかった
美容院へ着くとドアに紙が貼ってあり、それは紗希さんからの伝言だった
今日は紗希さんが出掛けていて美容院もお休みをしているらしい
それなら今日はこのまま帰ろうと思っていたら…
龍一「ちゃん、どうする?せっかくだし寄って行かない?俺、ちゃんと話したいことあるし」
「え?あ…うん…」
龍一「じゃあ、あがって?」
「うん…お邪魔します」
龍一「ジュースでいい?」
「うん、ありがとう」
話?なんだろう?龍一君が改まって話があるなんて…
どことなく真剣な顔つきの龍一君。今までの雰囲気がガラリと変わった気がした
龍一君は奥の部屋へと歩いていき数分もしないうちにジュースを持って戻ってきた
そして二人とも沈黙が続いた
龍一「………」
「………」
龍一君…話があるんじゃなかったの?
なんか龍一君がこんな風に何も話さずいるとかえって不安になってくる
どんな話なんだろう?
恐る恐る龍一君に声を掛けてみようかと思うと…
龍一「ちゃん、ちょっとさ美容師になった気分で軽く接客対応の練習してみない?」
「え?いいけど…」
龍一「よし!じゃあ、俺がまずは美容師の役ね!それでちゃんがお客さんの役だよ?」
「うん」
突然の龍一君の提案に少しビックリしたけどなんだか面白そうだなって思って返事をした
昔やった美容師ごっこを思い出し、あの頃から変わらない夢が今もここにあるんだと思うとなんだか嬉しかった
そして…美容師ごっこが始まった
龍一「いらっしゃいませ〜♪RYUICHI Beauty salonへようこそ!!!」
「くすっ…あ、えっと、初めてなんですけど」
龍一「そうですか、ではまずこちらにお名前のご記入をお願いします」
「はい」
龍一「今日はどういった感じにいたしますか?(笑)」
「えっと…おまかせします!!(笑)」
龍一「では、当店人気bP美容師のRYUICHIが担当させていただきます!!」
「あはっ!!はい、よろしくお願いします(笑)」
本当に…龍一君みたいな美容師さんがいたらいいだろうなぁ〜(笑)
毎回美容院へ行くのが楽しみになるようなそんな感じ!!
私もお客さんがリラックスして嫌な事も忘れてしまえるようなそんな美容師さんになりたいってそう思ってた…
でも、実際美容師になるまでにはすごく険しい道のりで、でも龍一君はそんなこと、なんなくこなしてしまうように思えた
転生の才能かな?ううん…龍一君の天職なんじゃないかって私は思ってる
龍一「今日は…おまかせということで華麗なるRYUICHIカットをご披露させていただきます(笑)」
「え!本当に切るの??」
龍一「いやいや、切るフリするだけだから」
「じゃあさ、龍一君ちょっとヘアーアレンジしてよ!」
龍一「え!!いいの?」
「うん!龍一君センスいいし」
龍一「よし!!じゃあやりますか!!」
なんだか楽しそうにしている龍一君を見てるとこっちまで気持ちが明るくなってくる
バタバタと走りながら準備に勤しむ龍一君の姿を鏡越しで見つめながら微笑む…
でも次第に見つめていた姿はあの二人へと変っていってまたいつの間にか思いにふけってしまった…
だから龍一君が近くまで来ている気配さえ気づけないでいた
龍一「ちゃん…」
ギュッ…
え?え?何?何がどうしたの??
見つめていた鏡をもう一度見直すと私の首から龍一君の腕が回されていた
ほのかに香る香水の匂い…耳元に響く龍一君の声…
どうみてもこの体勢は抱きしめられていた
「りゅ…龍一君?////」
龍一「………俺、もう無理…抑えきれないよ」
「え?あ…あの龍一君…?」
どうしたんだろう?いつもの龍一君の声のトーンと違う…
強気な口調の龍一君がこんなにも弱弱しくしゃべるなんて……
龍一「…好き…俺、ちゃんがすっげー好き…」
「//////」
龍一「俺、偶然聞いちゃったんだ…ちゃんが幼馴染から告白されたって…」
「!!!(慶太のこと知ってたんだ)」
龍一「だから、ちゃんが今悩んでるのもわかってるんだけど…
俺の気持ちも、もう限界なんだ…だって俺、ちゃんのことしか頭にない…」
龍一君が…私のことを……好…き…?
今だって涼平先輩と慶太に心動かされてるそんな私を?龍一君は好きだって言ってくれるの??
龍一「ちゃん…ギュッ」
「痛っ…龍一君……離して?」
龍一「…嫌だ…絶対離さない!!!」
「龍一君…」
龍一「離したくない…誰にも…ちゃんを渡したくない」
「龍一君……あの…」
今まで…涼平先輩のことを忘れられないって話した時も
慶太からの告白に悩んでいた時も…優しく話を聞いてくれようとしてたの?
そこまで私に優しくしてくれるの?
ねぇ龍一君…
私は龍一君がそこまで優しくするような女の子じゃないよ…
「…本気…なの?」
冗談じゃないことぐらいこの状況でわかっていたけど
自分でも気がつかないうちに口からはその言葉が発せられていた…
龍一「ちゃん…これなら本気だってわかてくれる?」
うわっ…急に椅子を回転させられて龍一君と向かい合う
目と目が合って気まずくなって下を向こうとした瞬間に……
Chu…
「え…あ……あの……//////」
まぬけな言葉しか出てこなかったけど龍一君の想いはあのキスから流れ込んできたような気がした
だから何も言えないまま下を向いてることしかできなかった…
龍一「返事は…今日じゃなくていいから…だけど、一つだけお願い聞いてくれない?」
「お願い?」
龍一「うん。今日だけは…俺のことだけを考えていて欲しいんだ」
「え?」
龍一「元彼のことも幼馴染のことも忘れて、俺だけのことで頭いっぱいにして欲しい!!」
「龍一君…」
龍一「ごめん...俺、すっげーわがまま言ってるよな…」
「そんなこと…」
龍一「こんな俺でもさ、不安になったりするわけ…」
「え?不安?」
龍一「だって元彼も幼馴染もずっと前からちゃんのこと知ってるだろ?その点俺はさ……
だからちょっと嫉妬心が強いんだ。自分でも笑っちゃうくらい俺ってガキみたい(笑)」
「そんなこと……私は…」
龍一「いいよ…無理しなくて」
「龍一君…」
龍一「だけど、これだけはちゃんと覚えといて!俺はちゃんだけがすべてだから!!
この気持ちは嘘じゃない!…だから誰にも負けるつもりはないから」
「うん…わかった///」
あのね…龍一君がキスしてくれた時に伝わってきたんだ
あの時なんでこんなにも優しくしてくれるんだろうって思ってた
でもね、龍一君のキスでわかったの…
『好きだから…優しくしたい……』
そういう気持ちがいっぱい詰ってた
私もね…龍一君にいっぱいいっぱい優しさをあげたい
今まで貰った分も……これからの分も…
fin...
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