AIで楽曲を楽器やボーカルに分離する


新しい旅立ちの日…思い出と決別する日…
きっと大丈夫。私はこれから強くなれるから…
もう会えなくても、言葉を交わすことさえなくなってしまうけど
だけど私はずっと…ずっと……





Graduation*〜 卒業





あっという間の3年間。もう私も中学を卒業…
小学校の卒業式なんて別に大して悲しくもなくて
ただの行事ってだけで考えてた。どうせみんな同じ公立の中学に上がるだけだし…
でもその中学で私は恋をした…中@の時に一目惚れした。
最初はなんてやんちゃでガキっぽい子なんだろうと思ってたのに
中Bで同じクラスになっときには背もぐーんと伸びて声変わりもして、いつの間にか異性として意識し始めてた
でもにとっては私なんか女友達…悪く言えば男友達みたいな存在なんだろう…
は女子にすごく人気があって、私は女子にチヤホラされてるを見るのが嫌でいつもケンカうってた


「あぁ〜、もうすぐ卒業かぁ!!」
女子「私卒業したくなぁ〜い」
女子2「私も私も!!君と離れるなんて絶対イヤ!!」
「俺もこのクラス気に入ってたしなぁ〜」
男子「そりゃ、うちのクラスには美雪ちゃんがいるしな!」
男子2「そうそう、ミス東中で超可愛いもんvv」


今日は卒業文集を書くってことで自習みたいな感じになってる
時間が経つにつれあちらこちらでおしゃべりがはじまった
いつだっての周りに人が集まっていってクラスの中心人物になっている
それともう一人…女の私からみても惚れ惚れしちゃうような美少女の美雪ちゃん
彼女の周りにも男子がいつも押し寄せてくる

本当は自分もあの輪の中に入りたいと思ってた。だけど…いつも遠いところから見てた、そんな私の中学3年間
もどかしくて、苦しくて…でも好きだからしょうがなくて…
卒業したらよりもっといい人見つけてラブラブな高校生活を送るんだ!ってそう思えればどんなに楽だろう…


「失礼しまーす!先生。プリント集めてきました」
先生「おぉ、!!ありがとな」
「いえ」
先生「お前は早くから推薦が決まったからな、中学生活も残りわずかだからといって羽目をはずすなよ?」
「は〜い!わかってますって」
先生「その返事に何度騙されたことか…(苦笑)お前といいといい…」
「そんなことないですよ〜!アイツと一緒にしないでください(笑)」
先生「そうだよなぁ、あいつはまだまだ俺を悩ませそうだしな」
「え?」
先生「いやな、アイツ高校は行かずに東京に行って職を探すとかいいだしててな、ホント卒業ギリギリまでかかりそうだよ」
「そ、そうなんだ…」


…高校へ行かないつもりなんだ
しかも東京に行くだなんて…何バカなこと考えてるのよ!!
もしかしたらこんな小さな町だし別々の高校に入っても駅や町で見かけたりするかもとか思ってた
それさえも叶わなくなるの?東京なんて遠すぎだよ…


教室に戻り、文句の一つでも言ってやろうと思ったらはいなく
静まり返った教室…うちのクラスでもこんなことあるの?(笑)

「ねぇ、どうしちゃったの?」
「あ!!!すっごいニュースだよ!」
「何?」
「美雪ちゃんがさぁ〜!突然を連れ出したの!!」
「はぁ?何ソレ!」
「多分告りに行ったんだと思うよ!!(笑)」
「えっ……」
が地元の高校には行かないって話になったとたんに美雪ちゃんがさ…の手をとって走り出しちゃって!!
   クラス中叫び声がすごかったんだから!(笑)」
「そ、そうだったんだ…」

男子「おい!!!お前、学級委員なんだから二人探してこいよ!」
「え?なんで私が……」
女子「授業中に出て行ったんだから学級委員がなんとかするもんでしょ?男子の川上君は今日休みだし!」
「そ、そんな…」


反論しようと思ったけど、クラスの大半がすごい目で睨んできたから、しかたなく私は教室を後にした
ほんと…なんで私が行かなきゃいけないの?
何人かの女子が泣いてるのが見えた、私だって泣きたい気分だよ!!
だって何が悲しくて好きな人が告白されてる現場に行かなくちゃいけないの?
もしがOKしたら…その場で私の失恋が決定じゃない!!
美雪ちゃんみたいな女の子に告白されたら男の子はみんなOKしちゃうでしょ?



なんだかんだ考えながら告白の定番『屋上』へと足を進めていた
屋上のドアは半開きになっていて嫌でもその奥にいる人達の会話が聞こえてきてしまった

美雪「………ありがと、君」

「!!?」

「俺…3年間ずっと想ってたから」

「…………」

やっぱり……OKしたんだ、そりゃ美雪ちゃん可愛いし、優しいし…
私なんて全然敵うはずないのはわかってた
でも…も3年間美雪ちゃんを想ってたなんて!!



ドアノブにおいた手が動かない…
胸が苦しくて、大声で泣き出したくてしゃがみ込もうとした瞬間、誰かがこちらに来る気配があった
私はとっさにドアの影に隠れてドアから出て行く人物を見送った
出て行ったのは美雪ちゃんだけ…は?

おそるおそるドアの向こうを見ると……フェンスにもたれかかったの姿。
もうこうやって見つめることもなくなっちゃうんだ
休み時間に購買でジュースを賭けて遊んだり、部活してる時の真剣な顔を見たり、偶然を装って一緒に登下校したり…

ねぇ、との思い出が多すぎて私…そう簡単に諦めきれないよ!!


ギギギッ…


ドアが風のせいで音を立てて開くと、が驚いた顔でこちらを見ていた


「!!?…!!」
「ヤ…ヤッホー!」

なんて間抜けな返事だろう?でもそうするしかなかった…
いつもみたいにおちゃらけて、をからかうことしかできなかった

「…クラスのみんなが心配してたよ〜!と美雪ちゃんが逃避行だって!(笑)」
「…………てた?」
「でも、そうだよね…もうすぐ卒業だし、みんなバラバラだもん。気持ち確かめておきたいよね!うんうん!」
「…聞いてたのか?」
「え?」
「さっきの…」
「あ…ごめん。立ち聞きするつもりはなかったんだけど…」
「どこから!!」
「え?どこからって…」
「どこから聞いてたんだよ!」
「そ、そんな怒らなくたって!!…わざと聞いたわけじゃないんだし、それに…私だって聞きたくなんてなかったわよ!!」
「あ!おいっ!!!!!ちょっと待てよ!!」
「バカ!!もう知らない!!東京でもアメリカでもどこでも行っちゃえばいいのよ!!!(泣)」
「ちょっ…!!!」


バカバカバカ…のバカ…
























’s side

「くそっ!なんだって言うんだよ…の奴!聞きたくなかったって…どういうことだよ!!!」


〜告白シーンの回想〜

美雪『君…東京に行くって本当なの?』
『うん…まぁ、希望としては…』
美雪『そう…じゃあ、私が行かないでって言えばこの町に残ってくれる?』
『え?』
美雪『私…君のことが好き。離れたくなんてない!!』
『美雪ちゃん……』
美雪『ねぇ、君の気持ち教えて』



『………ごめん』



美雪『…他に…他に好きな人がいるの?』
『……うん』
美雪『そう…だったんだ。君、あまり女の子に興味ないのかと思ってた。いつだって告白断ってたでしょ?』
『それは…』
美雪『そっか…好きな子がいたからか。……ちゃん?』
『えっ!!なんで…』
美雪『やっぱりそうなんだ。だって君、ちゃんといる時いつも楽しそうだったし、
   他の男の子とちゃんが話してるといつも邪魔してたでしょ?』
『………』
美雪『ちゃんか…羨ましいな。こんなに君に愛されてて(笑)』
『ごめん…美雪ちゃん』
美雪『いいの、謝らないで?正直に答えてくれてありがと、君』
『俺…3年間ずっと想ってたから』

美雪『そっか…中@の時からなんだ。ちゃんOKしてくれるといいね!!それじゃ、私先に教室に戻るから』
『うん』


…俺が好きだって言った言葉を聞きたくなかったのか?
本当はあんな形で告白するつもりなんてなかった…ちゃんとこの町を離れる前にきちんと気持ちを伝えるつもりだった
そして言いたかったんだ…



  『3年待ってて欲しい…』



東京で一人前の男になってをどんなことからも守ってやれるようになったら
…一緒に暮らそうって……そう考えてた

でも、は俺のことなんてなんとも思ってなかったのかもな…
ただ男子の中で一番仲が良かったのが俺だってことぐらいで……

ははっ…なんか自分で笑っちまうよ!!俺ってこんなに軟な奴だったのかよ…
くそっ…心では笑ってるくせに何で目から涙…






        ・
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卒業式当日


’s side

あの日から私はずっと学校を休んでいた
携帯もずっと電源を切ったまま、友達が心配して家に来てくれたけど誰とも会うことはしなかった…
の顔なんてもう見れない…美雪ちゃんに笑いかけるの顔なんて!!

でも…やっぱり卒業式には出よう
最後にの顔を一目見ればそれだけで十分だよね?
きっとは東京へ行く…もう会うことなんてなくなるんだから


!!!コラッ!携帯ずっと電源切ったままで何してたの!!!」
「そうだよ!!家にも行ったのに会ってくれなくて…ずっと心配してたんだから!!!(泣)」
「……ごめん」
「…何かあったの?」
「…ううん。なんでもない…卒業するの寂しいなって思ってただけ」
「卒業したって私達は友達だよ?絶対に高校へ行っても遊ぼうね!!」
「うんうん。彼氏ができても友情は友情だからね!(笑)」
「うん!」


女子「大変!!大変だよー!!君が卒業式でないで東京に行っちゃうって!!!」
男子「えぇぇ!!」
女子2「嘘…なんで一言も言わずに…(泣)」
男子2「の奴!!!何時!?何時の電車に乗るんだよ!一発殴っておかないと気がすまねぇ!!!」
女子「9時ちょうど…」
女子3「そ、そんな…あと10分しかないよ!!」
男子3「くそ!間に合わないか…」

「…………」
美雪「…ちゃん?もしかして……何も聞いてなかったの?」
「え?」
美雪「ここ数日、君もちゃんも休んでたから一緒にいたのかと思ってた…」
「な、なんで?だっては美雪ちゃんと…」
美雪「私…君にフラれちゃった…3年間ずっと想ってる人がいるんだって」
「う…そ…」

急に体の力が抜けて椅子に腰掛けると…机の中に一枚の紙が入っているのが目に止まった
手にとってその紙を見ると、見覚えのある字…



からの手紙?



 へ

  今までずっと言えなかった事…本当はもっと前から言いたかったんだ
  といると本当に楽しかったし、安心できた
  ずっとずっと一緒にいられたらって俺は思ってた…
  でもあの日、聞いてたんだろ?俺がお前のこと好きだって言ったこと…
  の答えは『聞きたくない』だったけど
  やっぱりちゃんと直接言いたかったな…



     ずっと好きだった…



  諦め悪いかもしれないけど、俺まだのこと好き
  本当はさらってでもを東京へ連れて行きたい
  だけどやっぱり今のままの俺じゃダメだから…一人で東京へ行こうと思う
  も高校頑張れ!!応援してる

                          ○月×日  


  P.S. 
  もし…もし3年後になっても変わらずにを好きでいたら…






  もう一度告白してもいいですか?



バンッ !!」 男子「なんだ?もうすぐ卒業式始まるぞ?」 美雪「行かせてあげて!そのほうが二人にとって一番だから…」 「美雪ちゃん…」 からの手紙を握り締めて教室を飛び出した 昇降口を出ると教室の窓からクラス中のみんなが何か叫んでいた よく聞こえなかったけど…美雪ちゃんの口が『頑張って』と言ってるのが見えたような気がする 一度だけ教室に向かって手を上げてそのまま全速力で駅まで走った …黙って東京へなんか絶対行かせないんだから!! ちゃんと、ちゃんと私の気持ち伝えてからじゃないと... 駅につくちょっと手前で時計を見ると9時を少し過ぎていた や、やっぱり間に合わなかったか… そう思った瞬間に駅からアナウンスが流れてきた 〜お客様には大変ご迷惑をおかけしております。  東京行きの電車…踏み切りの故障の確認により遅れております。もうしばらくお待ちください〜 やった!!まだいるかも!!! 急いで駅の階段を上り、電車の窓を一つずつ確認しながら走っていくけどなかなか見つからない もしかして…前の電車に乗って行っちゃったのかな? ……〜〜!!!」 自然との名前を呟いて、その声はどんどん周りのざわめきを掻き消すかのように大声になっていった 叫んだ後、乗客たちの視線が気にならなかったのはきっと…目の前に愛しい人が見えたから…… …?」 駆け寄ってくる…本当はギューと抱きついて『行かないで』そう言えれば良かったのに…… 私の口からでた言葉は…… 「……のバカッ!!!!」 「えっ!!」 「何みんなに黙って行こうとしてるのよ!!一言ぐらい挨拶していってもいいでしょ?」 「ご…ごめん」 違う違う!!こんなこと言うためにココへ来たんじゃない…ちゃんと、ちゃんと言わなくちゃ!! 私の気持ち…ちゃんと… 「………」 ?」 黙ったままの私… 落ち着かない様子の… 会話もなく何分か過ぎた頃だった、またアナウンスが流れてきた 〜お客様、大変お待たせいたしました。東京行き電車まもなく出発いたします〜 「あ…じゃあ俺、行くわ!……元気でな!!」 行っちゃう…が行っちゃう ねぇ、どうやったら私の気持ちわかってもらえる? 素直じゃない私は『好き』って言葉が言えない…だけどこの気持ちは偽りないよ… 「……から」 「え?何?」 「……3年しか待たないから」 「…え?」 「どんなにいい男に告白されても3年間だけはフリーでいてあげる(いつもの…いつもみたいに話さなきゃ!!)」 …フッ…お前がいい男に告白なんてされるかよ!(笑)」 「そ、そんなのわからないじゃない!!」 「いや、わかる。に告白するような物好き絶対にいないよ(笑)」 「(その物好きに告白したのはどこの誰よ!!)」 「まぁ、俺なら東京でいい女に逆ナンとかされてもおかしくはないけど〜(ニヤリッ☆)」 「…………(そうだよね…モテるもんね…)」 ?」 「それなら……」 「?それなら??」 も…私のことしか好きでいられなくしてあげる」 「何だよそれ!!(笑)そんなの…」 〜東京行きドア閉まりまーす!〜 ピー… 出発をつげる笛の音と同時に私は背伸びをしてにキスをし、そのまま電車へと押し入れた は驚きの表情でドア越しから私を見つめた でもその表情は次第に微笑みに変わり、ゆっくりと口を動かしてこう言った                  『必ず迎えに来るよ!!』 3年後… 女子「〜!!今日合コン行かない?人数が足りなくって…」 「ごめん。私行かない」 「ダメダメにはね旦那がいるから!!」 女子「えぇ!!って彼氏もちだったの?初耳だよ?」 「ちょっ…彼氏なんていないよ」 「またまたぁ〜!!」 「………」 女子「でも納得だよね!って可愛いし、彼氏の一人や二人…」 「一人や二人って…(笑)」 「ま、そういうことだから…合コンは私が参加してあげる!(笑)」 女子「ほんと?助かる!!」 「高校最後の花を咲かせてみせるよ!!」 「(笑)」 ザワザワ… 女子「あぁ!!ほんとだ!!」 女子2「ね?結構イケてるでしょ?」 女子「うんうん。ちょっと声かけてみようよ!」 「何々?何かあったの?」 「!!!!」 バンッ 「なぁるほど、王子様の登場ってわけか…」 女子「え?何?王子?」 の旦那様だよ」 女子「えぇぇぇ!!あの人が?超カッコイイじゃん!!羨ましいぃ〜!」 「3年間ずっと待っていたんだから…幸せになるのよ?!!」 窓から見えた校門にもたれながら腕くみしている一人の男の人 3年会わずにいたのに一瞬見ただけでわかったよ… 「はぁはぁ…!!!!」 !!!」 ねぇ、?私ね3年間で少しは素直になれたと思うんだ… 声を聞いたら会いたくなるからってメールでだけしか連絡取ってなかったけど 今なら声に出して言えるよ…             『…好き!!!大好き!!』 fin...